デントリペアとは
								デントリペアとは、車のボディにできた凹みを塗装をしないで直す方法のことです。
								塗装をしない、すなわち通常の鈑金塗装のようにパネルに熱を加えたりパテを盛ったりということはせず、裏側から専用工具を使って少しずつ押し出すことによってヘコミを修復します。 
									その作業工程は鈑金塗装に比べてシンプルであり、溶剤や塗料などの消耗品を使わず作業時間も短いため料金が比較的安くすみ、またその仕上がりはプロが見ても作業跡を見つけるのが困難で、車を下取りに出す際の査定で評価が下がることがありません。 
								 
									と、書くとなんだか良いことづくめのようですが、そんなデントリペアにも弱点があります。 
									 
									    
									 
									まず、どんなヘコミでも直るというわけではありません。上の写真のような大きい凹みは直らないものの方が多いですし、はっきりと折り目の付いたヘコミ、鋭角なヘコミ、面積の割に深いヘコミ、物がぶつかった後にそのまま表面をこするように動いてできたヘコミなどは全く直らないか、直ってもゆがみなどが残ることがあります。また、裏側が袋状になっているピラーなど、工具が入らず全く作業ができない場所もあります。 
								それと、塗装をしない修理ですので、当たり前ですが塗装の傷や剥がれは直せません。あまり深くない傷であればコンパウンドをかけることで目立たなくなることもありますが。 
								とはいえ、デントリペアで修復できるヘコミであればメリットが遥かに大きいですので、車のヘコミを直したいと思ったときは、まずデントリペアショップで見積もりされるのが良いかと思います。 
								 
								 
								 
					
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